スワロフスキーのキュービック・ジルコニア(CZ)や天然宝石を卸売するスワロフスキー社のグープ会社、シグニティ・ジャパン(株)(港区 杉浦正芳社長)がラボ・グロウン・ダイヤモンド(合成ダイヤモンド)「スワロフスキー・クリエイティッドダイヤモンズSwarovski Created Diamonds)」のルースストーン提供を日本で開始する。

折も折、同社ジェムストーン & クリエイテッドストーン部の前田 有紀営業部長がジェムランド表参道店にお越しくださったので取材をさせていただいた。彼女、私がGIAのサンタモニカ本校(当時)でGGプログラムを教えていたときの生徒さん。久しぶりの再会でした。有紀さんありがとう。

さて、スワロフスキー・クリエイティッドダイヤモンズは0.1ct以上の石のスターファセット(ダイアモンドの上半分、クラウン側の三角形の面)にはSWAROVSKI CREATED DIAMOND と二行の刻印を入れる。レーザー刻印として一般的なガードルよりもスターファセットの方が削り取るのが困難であることが理由というが、これは英断だろう。0.5ct以上の石にはIGI(international gemological institute)のレポートを添付する。写真にあるように、レポートには“LABORATORY GROWN DIAMOND”と明示される。

スワロフスキー・クリエイティッドダイヤモンズは誰彼構わず卸売るというのではなく、ブランド・コンセプトがしっかりと確立されたハウス・ブランドとしての展開ができることが提供をする条件のようだ。

IGIのレポート。LABORATORY GROWN DIAMONDと合成ダイヤモンドであることが明示されている

IGIのレポート。LABORATORY GROWN DIAMONDと合成ダイヤモンドであることが明示されている。

スワロフスキー社のグープ会社、シグニティ・ジャパン、ジェムストーン & クリエイテッドストーン部の前田 有紀さん

スワロフスキー社のグープ会社、シグニティ・ジャパン、ジェムストーン & クリエイテッドストーン部の前田 有紀 営業部長