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サーバの内部エラー

 

サーバの内部エラー
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平成16年11月 9日
改平成18年8月22日

ホワイトゴールドの定義

  1. ホワイトゴールドとは、本体が白色系の金合金をいう
     
  2. めっきの色をもってホワイトゴールドと称してはならない
     
  3. ホワイトゴールドの色の範囲は注釈を参照のこと

ホワイトゴールドの現況と原因

 ホワイトゴールドは白色系の金合金である。これは世界的な定義であり、今後も替わることはない。

 しかし、現況市場には黄色みの強い素材を、ホワイトゴールドと称して製品に用いているものがある。

これは2つの原因が考えられる。

金を白くするための割り金(漂白材という)の1つであるパラジウムが暴騰し、コスト上昇のため市場で受け入れられないほどの高値となった。(パラジウムの最高値は 3,710円 東京工業品取引所2001年 1月29日。ちなみに最安値は 326円、1992年 8月14日)

もう1つの漂白材のニッケルがアレルギー問題から使用禁止であると間違った風評のため、使用が忌避され、多くのメーカーでは素材に用いなくなった。

この2つの重要な割り金の使用ができなくなったが、市場ではホワイトゴールドの人気はますます高くなり、現在ではプラチナを凌駕するほどの生産量となっている。

 これらの事情により、メーカーからパラジウムやニッケルに替わる割り金でのホワイトゴールド素材が地金商に求められた。しかしこれに替わる金属は容易に見つからず、止むを得ず黄色みの強い素材にロジウムめっきをかけて、ホワイトゴールドと称して市場に供給されるようになったのが実情である。

しかし、一般消費者からめっきの磨耗や剥離後に黄色の素材があらわれ、ホワイトゴールドではないとのクレームが全国で相次いだ。

 小売店は自己防衛のため、あらかじめ、めっきをはがした製品を客に見せて、このホワイトゴールドは色調が黄色みであることを承諾の上で販売しているという、まさに本末転倒の事態まで発生した。

 JJAでは、この問題に対して徹底的に調査と研究を重ね、正しい倫理観と、夢を育てるために、冒頭のホワイトゴールドの定義を平成16年10月に発表した。

 

ホワイトゴールドは白色系の金合金

 ホワイトゴールドは、白色の金合金をいう。世界的な定義を改めて発表しなければならない状況はまことに残念だが、業界としてこの基本を充分認識して対処することが重要である。

 この場合、完全な白色(明るい無彩色)であるべきだが、割り金によっては少しの灰色を帯びるので、白色系と表示している。

 その色の範囲(白色度の限度)を、数値で表したのが次に述べる、デルタEである。

白色のめっきでホワイトゴールドと称することは不当な表示

 めっきは製品の色調の美観、光沢、耐磨耗性、防錆力等の向上を目的として行われる。カラーゴールドは本来めっきを行わないが、ホワイトゴールドについては美観のためにロジウムめっきを行うことがある。この場合、素材が白色系の金合金であれば、ホワイトゴールドと称することは正当である。

しかし、黄み、赤みなど色みのある金合金をロジウムめっきし、WGの打刻がされているか否かにかかわらず、ホワイトゴールドと称することは完全な不当な表示である。

 もしそのような素材が販売されたなら、それは消費者を欺く行為であり不当商行為に当たる。

また、本来のイエローゴールド製品の一部をツートンカラーの効果のためにロジウムめっきをすることがあるが、その場合もその部分をホワイトゴールドと称してはならない。

 この定義は、他の色の表面処理にも適用される。

 例えば、素材の色に関わりなく、強制酸化による黒色の表面を持つ金合金素材を、ブラックゴールドと表示することは適切でない。

  

■めっきの表示

正当なホワイトゴールドにロジウムめっきをかけるなど、貴金属にめっきを行う場合には、材質品位の表示に加え、めっき加工の表示をすることが望ましい

*元素記号にめっきを表す Pを付け、本体表示に続ける。

例:
  Au750(K18)WG にロジウムめっき  Au750WG RhP
  Au750(K18)YG  にロジウムめっき  Au750 RhP
  Au750(K18)YG  の一部にロジウムめっき  Au750/Au750 RhP

 最近採用されている、黒ルテニウムメッキの場合
  Au750(K18)YG に黒ルテニウムめっき   Au750 BRuP
  Au750(K18)YG  とその一部に黒ルテニウムめっき  Au750/Au750 BruP

貴金属素材に用いるめっき記号

金めっき GP パラジウムめっき PdP
プラチナめっき PtP 銀めっき AgP
ホワイトゴールドめっき WGP ルテニウムめっき RuP
ロジウムめっき RhP 黒ルテニウムめっき BRuP

□技術部会では、めっきは鍍金と言う日本語であるので、メッキでなく「めっき」を用いている。


*  [ホワイトゴールドの定義の注釈]

ホワイトゴールドの色の範囲

ホワイトゴールドの色の範囲(限度)は、ab方式で E0〜14とする。

この表示方法は、ホワイトゴールドなど金合金の色を、分光式色差計で明るさと色みを3次元(Lab)にわけて計測し数値化する。

この計測値を、ロジウムメッキを基準(0点)としてL、a、b を算出し、その数値を元にE を導きだす。その数値をホワイトゴールドの色の範囲とする。

参考:次に示す貴金属合金の色はいずれもEで14以下である。

Pt900(Pd100)、Ag925(Cu75)、 K18WG(Pd250)、K18WG(Pd‐Ag5:5)、K18WG(Pd100)、K18WG(Ni150)、K14WG(NiCu)、K14WG(Pd200,Ag100,Cu100)

 

 
 

の計算の方法

  • 色彩の表示方法は、色の3要素といわれる、明度、彩度、色相を用いたCIE(国際照 明委員会)方式などがあり、それを基準にした各種のJIS規格がある。
     
  • ホワイトゴールドの色相の計測は分光式色差計を用いた方式(Lab方式)を取り入れた。金属色相を立体的に、明度を縦軸(L)、彩度の赤と緑を横軸( a )、彩度の黄と青を前後軸( b )で表わし、金属試料の明るさ、赤み、緑み、黄み、青みを数値化する。

次表はその検査結果(* スターと読む)である。

( L* :エルスター)は、数値が高いほど明るい

( a* :aスター)は、+が赤み、−が緑みの強いことを示し、0に近いほど色みが少ない

( b* :bスター)は、+が黄み、−が青みの強いことを示し、0に近いほど色みが少ない

・試料の示す数値に加え、色相の基準になる色みの金属を指定し、それとの比較でみると色相の程度がより理解できる。それが(デルタ)である。

・身近にあって理解しやすい、ロジウムめっき (Rhめっき)の色調を基準( 0 )とした。 ロジウムの L*:87.55   a*:1.18   b*:2.68  

?は、それを基準とした数値である。?Eは、3つの数値を加えた総合的な色調である。ホワイトゴールドの定義の第2項でいう数値はこの?E をいう。 

色差計による金属の色差 (資料 石福金属興業株式会社)

色差計による金属の色差

の基準は、Rhめっきを(0)としている。 

 表によると、Pt900(Pd100)、スターリン(Ag925)、SUS304(ステンレス鋼)、及びホワイトゴールドと称される金合金は、いずれもEで14以下を示している。

データをLabの様式に当てはめて例を作成すると、次図になる。

  

銅割のK18は23.72、銀割りのK18は29.23、純金は38.09 とそれぞれ高い数値を示し、色みの高さを表わしている。

使用するホワイトゴールドの成分をこの表と比較し、E色差を推測することが出来るが、製品の色差値を正確に求めたい時は色差計の設備を有する地金業者、(地方独立業行政法人)東京都立産業技術研究センターで測定が可能である。

ホワイトゴールド

K18WG
Pd-Ag(5:5)

K18WG
Ni150

K18WG
Pd100

K14WG
Ni Cu

E値

8.07

6.50

12.61

10.03

金及び金合金

K18  
Cu250(赤金)

K18
(5:5)

K18
Ag250(青金)

Au
999.9(純金)

E値

23.72

26.43

29.23

38.09

プラチナ・銀

ステンレス鋼

Pt900
Pd100

Ag925(Cu75)
(スターリング)

SUS304
ステンレス鋼

2.44

7.97

6.61

ホワイトゴールドの定義(色の限度)の対応

地金販売業の例

  • 自社のWGのE値を表示
  • ホームページにWGのE値を表示

メーカーの例

  • ホワイトゴールドの割り金を表示 ⇒ パラジウム120‰

卸売業の例

  • 取引先に、ホワイトゴールドの色の指定

小売店の例

  • X線計測器を導入、WG製品の成分検査(大手の催事業社)

啓蒙機関

  • プラチナギルドインターナショナル  Pt950 の色調の表示にE方式を利用

ホワイトゴールドの色の限度見本

ホワイトゴールド色見本術部会では、ホワイトゴールドの定義を発表後、 定義によるホワイトゴールド素材の色の限度見本を制作し、色差計による計測値での評価と、色見本との比較による評価とを平行して行うこととして、JJA会員及び関係者に頒布することとした。色見本は、ホワイトゴールドのパラジウム系とニッケル系のそれぞれのAu750(K18)とAu585(K14)の4種を示し、写真の2Lの大きさで、写真フレームに納めて展示も可能なものとした。色見本台帳の申し込みは、JJAの事務局で受け付けている(平成18年10月から頒布の予定・価格未定)。上記の見本台帳は、現在製造数を販売完了しました。と、JJAから連絡がありました。H20.2.

参 考

□金張りの表示

  金張り:GF  素材との質量比 1/20 以上の場合

       K18 1/10 GF  ⇒ 素材の1/10の質量のK18 の金張り

     :RG  素材との質量比 1/20 以下の場合

       K14 1/30 RG  ⇒ 素材の1/30 の質量の K14 の金張り

     :例外 眼鏡製品 ⇒ 厚みをミクロン(μm)単位で、全てRG 記号

     :イギリス    ⇒ 片面の金張りを GF  両面の金張りを RG


※この内容は社団法人日本日本ジュエリー協会が会員に発表したものを、同技術部会の協力によって掲載した。

Posted: 2005/07/16 (Updated: 2008/02/27)

ゴールド、プラチナ、シルバー等の貴金属関連リンク

>> ジュエリーの基礎礎用語事典

                      


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