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■宝石学の世界□□★□□
□□□□□□□□□□□□………………………………………………Vol.370-20091027

ご購読ありがとうございます。

▼ INDEX ………………………………………………………………………………………

1. 日本リ・ジュエリー協議会、設立
2. 軽井沢と“石”
3. ジュエリーニュース - デビアス第三四半期生産は40%減
4. 宝石学Q&A - グレインライン -

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1. 日本リ・ジュエリー協議会、設立 ∽∽∽∽∽∝∽∝∽∽∽∝∽∝∽∽∽∝∽∝∽

一般社団法人 日本リ・ジュエリー協議会が設立された。

会長は株式会社エクミス代表取締役、山田 悟氏、専務理事は前ジュエルReクラブ
代表の高村 秀三氏。

全国の宝飾店、リサイクル・ショップなど約150社が会員として名を連ねている。

「ジュエリーの二次市場を整備、活発化させることで、日本のジュエリー市場全体、
すなわち新製品市場も含めた市場全体を元気にすること」を目的と掲げている。

以下、同協議会発足の報道資料より抜粋。


---

ジュエリー市場は本来、新製品という上から下への流通だけで成立するものでは
ありません。還流という消費者からの戻り分や、消費者の購入品に対するメンテ
ナンス・サービス抜きには成立しないものであり、その分野への業界対応が不十
分であったことが、今日の日本の宝飾市場低迷の一因であったことに気付くべき
ときが来ていると考えます。

 具体的にはジュエリーのリペア、リフォーム、リサイクル対応ということにな
りますが、この分野はここ数年で大きな伸びを見せています。 しかし、今回の
リーマンショックで見られたように、足腰はまだ弱く、不安定な側面も多分に抱
えていると言わなければなりません。景気による影響は避けられないにしても、
一番大きな不安定要因として、消費者のジュエリーのリペア、リフォーム、リサ
イクルに関する認識が未だ充分ではなく、ジュエリーの活かし方に関する消費者
の意識を、もっと強力に喚起する働きかけをしていかなければ、今後の成長にも
懸念が生じてきます。また、業界サイドの問題として、消費者視点に立ったメン
テナンス・サービスとして未整備な部分もあり、とくに新しい流通開発や人材育
成の必要性が喫緊の課題として浮上してきています。

しかし、こうした課題を解決するには、個別企業の努力だけでは限界があり、業
界全体としての取り組みが不可欠といえます。そのための基盤として、今回
「一般社団法人 日本リ・ジュエリー協議会」を、業界初の組織として設立する
運びとなった次第です。

---

宝飾店、リサイクル・ショップの会費は月額3,000円で、入会金は不要。

質問や問い合わせは日本リ・ジュエリー協議会事務局で受け付けている。

一般社団法人 日本リ・ジュエリー協議会 事務局 
〒110-0015 東京都台東区東上野1-26-2 オーラムビル208号
Tel.03-6806-0013、Fax.03-6806-0014
Mail re-jewelry@kbd.biglobe.ne.jp
http://www.re-jewelry.net/


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2. 軽井沢と“石” ∽∽∽∽∽∝∽∝∽∽∽∝∽∝∽∽∽∝∽∝∽∽∽∝∽∝∽∽∽

夏の終わりの軽井沢で、エコツアーを行うピッキオ(picchio)※主催のネイチャー
ウォッチングに参加した。当地にある野鳥の森を、ガイドさんの説明に耳を傾けなが
ら歩くという2時間のツアーだった。

星野温泉に隣接しているこの野鳥の森は、国設の野鳥の森として第一号だそうだ。

案内してくれたのはエコツアーのガイドに相応しい元気ハツラツとした地元出身の
女性。野鳥のみならず、草木や花、小動物のことなど、実によく知っていた。

このガイドさんに教えてもらったのが表題の『軽井沢と“石”』に関する話。軽井
沢という地名は“軽石のある沢”が語源なのだという。なるほど、そういう目で地
面に目を落とすと、そこら中に軽石がある。野鳥の森では、2メートルも掘れば軽
石の層にあたるという。もちろん浅間山の噴火の影響である。

せっかくの機会なので軽石について記す。

浮石とも呼ぶ軽石だが、“軽石”という鉱物が在る訳ではない。鉱物と定義する
ためには、一定の組成(成分)である必要があるが、軽石の組成一様ではない。
その定義を辞書的に書けば「多孔質で比重が低く、色が淡い火山砕屑物(かざん
さいせつぶつ)」となる。平たくいえば「火山噴火によって流れ出たり、飛んできた
マグマが冷えて固まったりしてできることが多い、たくさんの孔がある軽い石」。

▼軽井沢の野鳥の森で撮った軽石の写真。福本へのコメントもどうぞ。
http://weblog.gem-land.com/?p=283


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3.ジュエリーニュース - デビアス第三四半期生産は40%減 ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽

アングロアメリカンは、デビアスのダイアモンド原石の第三四半期の生産高は40%
減の790万キャラットだったと発表。


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4. 宝石学Q&A - グレインライン - ∝∽∝∝∽∝∝∽∝∽∝∝∽∝∝∽∝∽∝∝

Q: 匿名

ダイヤモンドのグレインラインとは何ですか?
また良質のダイヤモンドにはありますか?


A:

英語でグレイン(grain)とは穀物の粒や木目を意味しますが、宝石学ではふたつの
意味で用いられます。

ひとつはダイアモンドの重量で、1グレインは0.25ctの意味。

もうひとつ、結晶構造上の不規則性をグレイニングと呼んでいます。蜂蜜に箸を入れ
て動かした後にできるモヤモヤっとした筋のように見える場合もありますし、明瞭な
線として見える場合もあります。後者の場合にはグレインラインと言います。また石
内部のグレイニングの場合はインターナル(内部) グレイニング、表面の場合には
サーフィス(表面)グレイニングと呼びます。

良質のダイアモンドを含めて、その多寡に違いはあれ、ほとんどのダイアモンドから
グレイニングが観察されるといって良いでしょう。


インターナル(内部) グレイニングの顕微鏡写真(ピンク ダイヤモンド)
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※敬称を省略しました。

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