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サーバの内部エラー

 

サーバの内部エラー
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[宝石学の世界]--Vol.256-20060404

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■宝石学の世界□□★□□
□□□□□□□□□□□□………………………………………………Vol.256-20060404

ご購読ありがとうございます。

▼ INDEX ………………………………………………………………………………………

1. 国内でのGIAカット評価システム1日より導入はじまる
2. AGTのダイアモンドグレーディングレポートが一新
3. ベリリウム拡散ブルー サファイア

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1. 国内でのGIAカット評価システム1日より導入はじまる ∽∽∝∽∝∽∝∽∽∽

宝石鑑別団体協議会(AGL※)に加盟する国内ダイアモンド グレーディング機関は、4月1日よりGIAのカット評価システムの導入を開始した。

※AGL
http://www.yk.rim.or.jp/~ofukumot/gem_encyclopedia/agl.html

業界関係者やダイヤモンド ジュエリーを保有するユーザとして気になるのは、手元にあるダイアモンドの、新しいカット評価システムに於けるグレードだろう。確かめる方法はふたつある。

ひとつは簡易的に自分で確かめる方法だ。GIAで開設している専用ホームページで必要な数値を入力すると新しいカットグレードを推定することができるので、これを利用するというもの。ただし裸石での検査と異なる為にあくまで推定値に過ぎない事
に留意する必要があるし、また利用にはダイアモンドの専門的な知識が多少必要であるから一般ユーザには敷居が高いかもしれない。
http://facetware.gia.edu/

ふたつ目は新たに検査を受けてグレーディング レポートを再発行してもらう方法。手元に旧カット基準(AGL基準)によるレポートがある場合には、ラボによって異なるものの、各機関概ね1,500円から2,000円程度で受け付けている。ソーティング(※2)の新評価への差し替えは315円から525円程度。

※2:ソーティング
http://www.yk.rim.or.jp/~ofukumot/gem_encyclopedia/sa/sorting.html

もうひとつ、業界関係者にとって気になるのは旧カット基準によるソーティングの
移行(※3)だろう。裸石の場合には3ヶ月間(6月30日まで)、枠付きの場合に
は1年間(2007年3月31日まで)受け付けている。

※3:移行
http://www.yk.rim.or.jp/~ofukumot/gem_encyclopedia/iko.html

▼GIA
http://www.yk.rim.or.jp/~ofukumot/gem_encyclopedia/sa/gia.html

▼関連情報
GIA、新しいカットグレーディングシステムを2006年1月から適用開始と発表
http://www.gem-land.com/news/gia_new_cut_system.shtml
GIAの新しいダイアモンドのカット グレーディング システム、日本では4月から
http://www.gem-land.com/news/gia_new_cut_system2.shtml

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2. AGTのダイアモンドグレーディングレポートが一新 ∽∽∽∽∝∽∝∽∝∽∽∽

GIA JAPANのラボ部門、AGTジェムラボラトリー(土居芳子社長)では、4月1日より新しいGIAのダイアモンド カット グレーディング システムを用いた、ダイアモンドグレーディング レポート(鑑定書)を発行する。

これまでGIA(Gemological Institute of America)では、カット グレーディングは実施してこなかったが、15年以上に及ぶ有識者を交えてのカット研究開発の結果、新しいカット グレーディング システムを確立した。 それに伴いGIAラボラトリーでは、今年一月より新しいカット グレードを導入したGIA Diamond Grading ReportとGIA Diamond Dossierの発行をスタートした。

AGTでは、これまでGIAの意向を踏まえてカット グレーディングは行ってこなかった。しかしGIAラボの導入決定を受け、その方針に追随するため、AGTでもカット グレード導入に向けて昨年より準備を行い、さらに利用しやすいダイアモンド グレーディング レポートを開発した。

この改良されたダイアモンド グレーディング レポートでは、最新のカット自動測定器で測定したデータをGIA FacetwareTM Cut Estimatorデータベースソフトで分析、照合し、熟練グレーダーの目視検査を経て、五段階(Excellent,Very Good,Good,Fair,Poor)でカットグレードをおこなう。なおその際、レポート上に、プロポーションの数値測定結果を図面として明記するので、レポートの見やすさが向上した。

AGTジェムラボラトリー
http://www.agt.jp/


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3. ベリリウム拡散ブルー サファイア ∽∽∽∽∝∽∝∽∝∽∽∽∽∝∽∽∽∽∝∽

レッド、ピンク、オレンジ、イエロー(以下、従来色)へと処理する事が一般的であったコランダムに対するベリリウム拡散処理だが、北米のカラード ストーン及び養殖真珠業者によって組織される業界団体であるAGTAのラボ部門、AGTA GTC's Laboratoryが、ブルーカラーへと処理するベリリウム拡散処理に関するアップデートを発表した。

弊誌でも2002年2月以来時折報じている従来色への処理は2001年から市場で見られるようになり、盛んに研究がなされた。ブルーカラーに関しては2003年以来報告があるものの、散発的な発見であった事もあり、従来色と比べて対応が遅れていた。しかし2005年11月、バンコクのGRS(ジェムリサーチ スイス ラボ)で大量のブルー サファイアからベリリウムが検出された事を受けて、今年に入ってから関係者による複数回の会合がもたれている。

今回のAGTAが発表した新しいポリシーでは、熱処理の痕跡があるブルーサファイアに関しては、ベリリウム拡散処理の検出のためには更なる検査が必要である旨のコメントを表記するとしている。

確実にベリリウム拡散を検知するためには、検査石中のベリリウムを検出するためには、SIMS(二次イオン質量分析)、LA-ICP-MS(誘導結合プラズマ質量分析)、あるいはLIBS(レーザー誘発ブレイクダウン分光器)を用いて検査をする必要がある。

▼記事詳細
http://www.gem-land.com/news/beryllium_diffusion.shtml


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※敬称を省略しました。

宝石に関するご質問や弊紙に対するご希望などをお寄せ下さい。
http://www.yk.rim.or.jp/~ofukumot/otayori.html
※画像をお送り頂いても宝石鑑別はできませんのでご遠慮下さい。

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