中嶋象嵌2019-05-19T14:38:08+00:00

Project Description

京もの認定工芸士第19号
なかじま  りゅうじ
中嶋 龍司

1982年京都生まれ。2002年祖父(京都府伝統産業優秀技術者)の下で修業。2008年「京もの認定工芸士」認定。現在金属工芸協同組合青年会に所属。2009年アメリカ・ニューヨークにて展示会に出品。フランス・パリにて実演販売。

中島象嵌

古より伝わる伝統技法を独自のものに高める。
かたどり、はめる… 象嵌の歴史とその技法

金属の生地に色の異なった金属をはめ込み、それぞれの色彩や隆起などで模様を表現するのが象嵌である。「象」は「かたどる」、「嵌」は「はめる」という意味を持ち、金工象嵌、木工象嵌、陶象嵌等がある。
この象嵌は古く世界中で行われていた工芸技法であり、特に金工象嵌はシリアのダマスカスで生まれ、シルクロード経由で飛鳥時代に日本に伝わったとされる。その当時、主に武器や宗教的なものに用いられていた。代表的な四天王寺の七星剣には刀身や大刀の柄頭などにその原型が見られる。また正倉院においても刀身に金で象嵌したものが遺されている。奈良の薬師寺のご本尊には掌や仏足に輪宝文などが象嵌されている。
そのように受け継がれてきた象嵌は平安時代になると優れたものが遺されなくなる。わずかに宇治の平等院の鳳凰堂の扉止めに用いられているものなどにすぎない。
時は流れ、鎌倉時代に入ると、円形の鍔などに象嵌が施されるようになるがこれには「山城住」や「平安城住」といった銘が打たれた。絵風鍔の創始者として知られる伏見住の金家が活躍するのは1530年ごろで、金銀や赤銅、銅などの色がねを生かして山水や人物などを表現し、名工ぶりを発揮した。江戸時代の初めには京都西陣に住む埋忠家と正阿弥家の二家の仕事が目立ってくる。もともと埋忠家は刀工の系統であった。中でも埋忠明寿は豊臣秀吉に仕え、綸子、紗綾形などの細線平象嵌を得意とした。一方、正阿弥家は甲冑の系統であり、正阿弥政徳が名工として知られる。両家の弟子たちはその後、全国の大名に仕えるようになり、それにつれて京都の象嵌技術は全国へ広がることとなる。
このように武士階級や貴族など、一部の階層を中心として行われてきた象嵌は、やがて江戸時代末期には火鉢や煙管など一般にも広く用いられるようになるが、明治の廃刀令で一時途絶えかけていく。しかし、その発展を海外に求めた四方安之助や並河靖之らの努力が実を結び、特に欧米で日本の象嵌技術が高く評価され、以降輸出品として高い脚光を浴びることとなる。
そして、京都の地で中嶋象嵌はその受け継がれた工芸技法と独自の新しい技法を組み合わせて、新たな象嵌の世界を広げている。

ネット通販の他、ジェムランド表参道店でご覧いただけます。

象嵌「ライン」 タイ留め

漆と銀の絶妙なバランスのラインデザインのタイ留めです。

By |5月 12日, 2019|Categories: ジュエリー, 中嶋象嵌|Tags: , , , , |象嵌「ライン」 タイ留め はコメントを受け付けていません。

象嵌「銀杏」 タイ留め

銀杏の葉が風に舞っているようなデザインのタイ留めです。

By |5月 12日, 2019|Categories: ジュエリー, 中嶋象嵌|Tags: , , , , |象嵌「銀杏」 タイ留め はコメントを受け付けていません。

象嵌「幾何学」 タイ留め

○△□がランダムに配された、ユニークは幾何学デザインのタイ留めです。

By |5月 12日, 2019|Categories: ジュエリー, 中嶋象嵌|Tags: , , , , |象嵌「幾何学」 タイ留め はコメントを受け付けていません。

象嵌「蔦(つた)」カフス / タイ留め

金色の濃淡がリズムを生んだ華やかなデザインのカフスとタイ留め。

By |5月 12日, 2019|Categories: ジュエリー, 中嶋象嵌|Tags: , , , , , |象嵌「蔦(つた)」カフス / タイ留め はコメントを受け付けていません。

宝飾店をマルチチャネルで支援します

ジェムランド表参道店

〒107-0062 港区南青山3-15-9
0120-44-1263

資料請求