▼ INDEX 1. 映画、ミッション・インポッシブルは宝石に囲まれて撮影!? 2. 宝石学 Q&A - アンモナイト - …………………………………………………………………………………… ====広告================================================================== o。○o宝飾業界関係者様o ○。○o 。インターネットで仕入れをしませんか?o ○。o登録無料o。 ========================================================================== ☆∽∝∽★∝∽∝∽∝☆∝∽∝∽∝∽∝☆∝∽∽∝∽∝∝∽∝∽∝∽☆ ◆1. 映画、ミッション・インポッシブルは宝石に囲まれて撮影!? ∽ 読者のお一人、中村様よりご投稿を頂きましたのでご紹介します。 ▼ここから−−−−−−−−−−−− 先日行って来た、チェコの国立博物館の様子をお伝えします。 10:00。開館と共に入館。 今日は学生の社会見学と一緒になってしまってなぜか入館料はタダ。 どうしても写真が撮りたいため、カメラ用のお金を払う事にした(ここ ではお金を払ってシールをもらわないと写真を撮ってはいけない)。 入り口を入ると、広い踊り場。ここはトムクルーズ主演の映画、ミッ ション・インポッシブルの冒頭シーン(パーティーシーン)が撮影され た場所です。 入るなり、夫はものに憑かれたように写真を撮り続けてる。胸にはまる で特派員のようなシール(さっきお金を払った撮影許可証)が張られて いる。本人はこれがいたくお気に入り。50コルナでこの喜びなら安い ものだなとちょっと笑ってしまった私である。 2階に上がっていくと、膨大な数の鉱物。数千単位の変わった形の石、 いしの数々である。「宝石学の世界」への投稿を意識してくまなく見て いくが、あまりの数の多さに疲れた。全部同じに見えてくるし。それで も一生懸命みながら、この大きさだと幾らかな?とお金の計算をしたり して楽しんだ。小さな頃、綺麗な石や貝殻を小瓶に入れて宝物にした事 を思い出す。 鉱物展示を見始めてから30分ほど経ったろうか。私はひとつの展示 ケースの前で立ち止まってしまった。 「なんて大きなダイヤ。親指2つ分は有るダイヤモンドとルビー。綺麗。 感動。欲しい!!」 特派員気取りの夫は写真を撮る撮る。普段とは人が変わったようで、 ちょっと意外な面を発見。 そこから先はエメラルド、トパーズ、アメシスト、サファイア、宝石の 数々。さっき見た鉱物はただの石ころになっていた(鉱物ファンの方ご めんなさい)。 専門知識は皆無なので、「大きな宝石。すごーい。」としか書けません がご愛敬。 写した写真を宝石鉱物小事典さんに掲載してくれると言うので、よろし ければ様子をご覧下さいネ。 ★よだん 博物館を出てから家に向かってドライブしました(今ドイツに住んでい ます)。快調に車を走らせる事1時間。突如、前を走るドイツナンバー の車がポリスに止められたと思ったら、なんと私たちも止められてしま いました。なにごと?もしかしてスピードオーバー? チェコからドイツに入る道は高速道路 → 一般道 → 高速道路という風 になっていて(見た限りでは一般道も高速道路と区別つかないのに)ど うやら私たちは一般道に入った途端つかまったらしい。 全く、英語の話せない警官からドイツ語で説明を受ける。罰金7000 コルナ。車の中で今回の旅行は本当に安くついたねと話していた矢先の 出来事である。 チョコの高速道路を走るには600コルナでステッカーを買わなければ いけないらしくステッカーがついてない罰金が5000コルナ、スピー ドオーバーの罰金が2000コルナということが分かった。私たちの手 元には150コルナしかない。 もう1台の車のカップルもお金がないらしく、両替してと頼まれる。 交渉のすえドイツマルクで払う事にする。スピードオーバーだけの罰金 でなんとか許してもらった。結構いいかげんなチェコ警官。 チェコの出国係官にヤポンスカ、さむらい?ときかれ、笑いながらチェコ 出国。 今度はドイツ入国係官に元気良く挨拶して無事ドイツ入国。 なんだかドイツ国内に入った途端ホッとする。 あと5時間。気をつけて帰りましょう。 「スピードオーバーには気をつけようね」 と言いながら走っていたら突然、赤色の光が走った。なんと無人速度計 のカメラに写された。そう、アウトバーンでもスピードオーバーをした 私たち。後日、高額な請求書が送られてくる事、間違い無し。 22:30家に到着。早速買ってきたボヘミアングラスを飾り、「良い もの買ったねぇ」と満面の笑みの私たち。 楽しかった2泊3日のチェコ旅行は幕をとじた。 ▲ここまで−−−−−−−−−−−− ご投稿ありがとうございました。皆様も、宝石にまつわるご経験などご ざいましたら、是非ご投稿下さい。 ▼チェコ国立博物館の様子(写真は中村様のご厚意による) ☆∽∝∽★∝∽∝∽∝☆∝∽∝∽∝∽∝☆∝∽∽∝∽∝∝∽∝∽∝∽☆ ◆2. 宝石学 Q&A - アンモナイト - ∽∽∝∽∝∝∽∝∽∝∽∽∝∽ Q: 去年、大阪の輸入雑貨のお店で、アンモナイトストーンという石を見ま した。 アンモナイトの化石ではなく、とても綺麗なボルダーオパールに似た石 でベース カラーが茶色で角度によって、緑、黄緑、黄色、赤の色がフ ラッシュしてました。 説明書きにはアンモナイトのカルシウムのような成分、シリカのような ものが結晶化したもの、日本の市場にない、というような事が書いてあ りました。 私は彫金を専攻している学生で、石を使うことも時々あり、石にとても 興味があります。でもアンモナイトストーンというは、全く聞いたこと ない石だったので私なりに調べてみたのですが、いまだに発見できませ ん。 そこで、ご存じでしたら、アンモナイトストーンはどこで採れる石なの か本当に存在する石かどうか等を是非教えて下さい。 A: 中生代の指準化石であるアンモナイトですが、稀にイリデッセンス(虹 色の光。特殊効果のひとつ)を放つアンモナイトが産出されます。 唯一の商業的産地はカナダ、アルバータ州レスブリッジ周辺で、最初の 発見は1908年でした。 当地ではアンモライトと呼んでいます。 ▼アンモライトの写真 & もう少し詳しい説明 ====広告================================================================== ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞  ☆宝飾専門電子商店街  あります!素敵な宝飾    ★ ジェムランド ★★☆ WWW.GEM-LAND.COM ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞  。o ○。○o宝石オークション開催中。o ○。○ ========================================================================== …………………………………………………………………………………… ■ご意見、ご感想、ご質問などお待ちしています!  ご意見などは、極力紙面に反映させます。  ご連絡いただいた内容は、特におことわりを頂かない限り、弊誌上で  編集の上紹介させていただく場合がございます。お名前、mailアドレ  スは、特にご希望が無い限り掲載致しませんが、お名前をお書き添え  頂ければ幸いです。ニックネームも合わせてお書きいただいた場合に  は、そちらは掲載いたします。 宛先:   ご質問へのお応えは、業務上の必要や、個人的な興味からの疑問にお  応えするべく行っているものです。許可無く第三者への電子メールに  よる回答、公開に利用する事はお断りしております。必要な場合はそ  の旨ご連絡下さい。 …………………………………………………………………………………… ■[宝石学の世界] 67号 2001/03/06 ■Web site   ■配信システム:『まぐまぐ』  ■まぐまぐID:0000017866 ■受信アドレスの変更:旧アドレスは[購読解除]ページよりキャンセル  をしていただき、新アドレスをホームページより新規申し込みとして  ご入力下さい。 ■購読解除   ■発行人:福本 修   ■(C)Copyright 2000 by Osamu FUKUMOTO. All Rights Reserved. ■記事を許可なく転載することを禁じます。 ……………………………………………………………………………………