▼ INDEX 1. ご投稿記事 - 櫛コレクション - 2. 宝石学 Q&A - 照射ブルーダイアモンドの安定性 - …………………………………………………………………………………… ====広告================================================================== ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞  ☆宝飾専門電子商店街  あります!素敵な宝飾    ★ ジェムランド ★★☆ WWW.GEM-LAND.COM ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ ========================================================================== 前号掲載のご投稿記事に関し、ポーラ文化研究所様よりご連絡を頂きま したので掲載します。 前回のご投稿は、ハンブルグで古美術商を営む方が、愛着を持って収集 した櫛コレクションを売却したけれど、その行方を案じている、という ものでした。 ポーラ文化研究所様には迅速且つご誠実なご連絡を拝領し、感謝してお ります。改めて御礼申し上げます。 ご投稿記事ここから--- ハンブルグのアンティークセンターのお店での、店主のお母様とのお話 のなかにありました、「日本のポーラ化粧品」の件につきました、こち らでつかんでいる事実関係をお伝えしたいと思います。 ポーラ文化研究所は、1976年に設立された研究所で、化粧の歴史、化粧 の文化の研究を中心に研究活動や出版活動を行っております。その一部 はポーラ化粧品のホームページの中に、紹介されておりますので、御覧 いただければ幸いです。 研究の一環として設立まもない頃より、化粧道具などを収集してきてお ります。その一部は、研究成果として、「化粧文化展」となずけた展覧 会で公開してきております。 また、国内だけでなく、アメリカやヨーロッパの美術館、博物館にも貸 出し展示をしております。 さて、お話の「櫛のコレクション」ですが、ポーラ文化研究所では、古 美術商を通して1993年5月に購入しております。 この件に関しまして、その時の古美術商に問い合わせたところ、ハンブ ルグとは違うところで購入しているとの返事がありました。ポーラの中 で、櫛などを収集しているのは、文化研究所だけですので、どのような 経路で、このお話が出てきたのか、こちらでも、調べてみたいとおもい ます。 つきましては、このお話にありましたハンブルグのアンティーク セン ターの、古美術商のお母様のお名前、ご住所お電話番号など、お教え頂 ければ、こちらから改めて、ご連絡し、お話をお伺いしたいと思います。 [by ポーラ文化研究所様] ご投稿記事ここまで--- その他、本件に関し4件の情報をお寄せいただきました。ありがとうご ざいました。 ☆∽∝∽★∝∽∝∽∝☆∝∽∝∽∝∽∝☆∝∽∽∝∽∝∝∽∝∽∝∽☆ ◆ 2.宝石学 Q&A - 照射ブルーダイアモンドの安定性 - ∽∝∽∝∽ Q: トリートメントのブルーダイヤモンドを最近よく見かけるようになりま した。これは、処理方法や日光、経年による、ブルーの色の退色がある のでしょうか。 それとも、ほぼ永久的にブルーの色を保つのですか。 A: 古くは石の表面に皮膜をコーティングする処理、また近年では昨年来報 告のある高温高圧処理(HPHT)によるブルーカラーを呈したダイア モンドもありますが、通常は照射処理を経たブルーのダイアモンドが多 く流通しております。 以前記したことも有りましたが、熱処理と比べ、照射処理による色の安 定性はより低い事が一般的です。しかしながら、ダイアモンドに関して は、処理結果は安定しており、退色は生じません。 ただ再カット、あるいは再研磨をすると色に影響が出る可能性がありま す。照射処理によって色に変化が生じるのは、照射された電磁波(ダイ アモンドの場合稀)や粒子(電子や中性子、陽子など)による衝撃で結 晶構造上に欠陥が生じ、その欠陥が色因(色中心)となるためですが、 影響を受けるのは石全体ではなく、石の表面にある程度限定されるため です。つまり、処理の影響を受けた部分が再カットや再研磨により取り 除かれてしまえば、処理後の色、あるいは再カット前の色を維持する事 が出来ないわけです。 ▼ 関連記事【色中心】 http://www.yk.rim.or.jp/~ofukumot/ ====★宝飾業界関係者様★================================================== 宝飾業界B2B?????????????????????????????? ジュエリートレード・ロックシステムがお手伝いします。 業界関係者共通パスワードシステムを提供。 ========================================================================== …………………………………………………………………………………… 敬称を省略しました。執筆に際しては以下に掲載している資料を参考に している場合があります。 ■ご意見、ご感想、ご質問などお待ちしています!  ご意見などは、極力紙面に反映させます。  ご連絡いただいた内容は、特におことわりを頂かない限り、弊誌上で  編集の上紹介させていただく場合がございます。お名前、mailアドレ  スは、特にご希望が無い限り掲載致しませんが、お名前をお書き添え  頂ければ幸いです。ニックネームも合わせてお書きいただいた場合に  は、そちらは掲載いたします。 宛先:   ご質問へのお応えは、業務上の必要や、個人的な興味からの疑問にお  応えするべく行っているものです。許可無く第三者への回答、公開に  利用する事はお断りしております。必要な場合はその旨ご連絡下さい。 …………………………………………………………………………………… ■[宝石学の世界] 91号 2001/09/26 ■Web site   ■配信システム:『まぐまぐ』  ■まぐまぐID:0000017866 ■受信アドレスの変更:旧アドレスは[購読解除]ページよりキャンセル  をしていただき、新アドレスをホームページより新規申し込みとして  ご入力下さい。 ■購読解除   ■発行人:福本 修   ■(C)Copyright 2001 by Osamu FUKUMOTO. All Rights Reserved. ■記事を許可なく転載することを禁じます。 ……………………………………………………………………………………