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GGクラスで使用する器具類の一部(上)
GGクラスで使用する教科書の一部(下)


宝石鑑別の実習中にインストラクターに質問をする受講生。


GIA本校にある印刷施設。新たな処理や産地情報、新宝石の発見などがある宝石業界。GIAの教科書は、常に最新情報を盛り込む為、頻繁にアップデートが繰り返される。この為学校内に教科書を印刷する施設を設けることで、迅速に最新の情報に基づいたテキストを印刷・配布し、教えることができる体制を整えている。ここで印刷をした教材が日本をはじめ世界中にあるGIAに発送される。


GGプログラムの授業開始の前週に実施されるオリエンテーションの様子。机の上に用意された大量のテキストが、毎回受講生の驚きの声を誘う。


GGの授業で宝石鑑別作業をする受講生
GGを得た世界中の仲間達。


GG卒業生のオフィス。壁に掛けたGIAのディプロマはプロフェッショナルの証として顧客にも安心感を与えることができるだろう。


GGプログラムは全日制の他、通信教育でも受講可能だ。GIA JAPANのGGプログラム受講生はインターネットを利用した添削指導を受けることができる。



「宝石鑑定士になりたい。」

「バイヤーになって世界を駆け巡って宝石の買い付けがしたい。」

「ジュエリーの専門家になって高級宝飾店に就職がしたい。」

こんな希望を持ってジュエリースクールについてお調べになった方が必ず目にするのは、GIA(ジーアイエー)という宝石の専門学校でしょう。そして、GIAのGG(ジージー)プログラムを卒業すると、GGという国際的に通用する資格が取れるとも眼にするはず。それでは、GIAとは、あるいはGGとはいったい何なのでしょうか?

そこでジュエリー大王が、GIA JAPANで広報を統括する金井 博之さん(当時。フランチャイズで運営していたGIA JAPANはGIAが日本校を直接開設するに伴い閉校)に話を伺いました。

GGとは何じゃ? 
GGとは宝石鑑定士の資格なのかな?
 

GGとは、「Graduate Gemomologist(グラジュエイト ジェモロジスト)」の略で、日本語では「宝石学修了者」と呼んでいます。一般には、「宝石鑑定士」や「宝石鑑別士」のような言い方をされることが多いようですが、そのような枠にはおさまりきれません。

宝石業界でお仕事される上で、さまざまなシーンに対応できる適応力が身につきますし、 早いうちから基礎知識を身につけておくということは、長い目でみればとても大切なことだと思います。


カリフォルニアにあるGIA本校

GGの資格は世界で通用するのかのぉ?
 

はい、国内はもちろんの事、アメリカ、アジア、ヨーロッパと海外でも高い認知度を有しています。

GIAは、宝石の集荷地である国際都市に拠点を設けています。多くのジュエラーがGIAの教育を受けていますから、共通のルールの上でビジネスをすることができるというメリットがあります。

最近は南アフリカにGIAのラボラトリーが開設されましたし、近い将来はドバイにも学校が出来る予定です。

学生さんが気になるのは、卒業した後に希望するジュエリーの仕事をつけるかということじゃが、どうじゃな?
 

もちろんGIAで勉強をせずとも宝石業界へ就職することはできますが、正確な情報を早いうちから身につけて、その上で経験を積まれることが、効率的で最良な方法だと思います。

有り難いことに、ここ何年もナショナルブランドをはじめ、国内外の企業様から多数求人を頂いています。このことからも、国際的に信頼を得ている証だと理解しています。

GGになったら、直ぐに宝石の買い付けができるかのぉ?
 

バイヤーを目指して勉強を始める方も沢山おりますし、現にバイヤーとしてイスラエルやNY、インド、ロシア、タイ、香港など海外に買い付けに行かれる方も多数いらっしゃいます。

ただし、どのような仕事も同じだと思いますが、すぐに一人前のバイヤーとして買い付けに行かせてくれるほど、甘い世界ではありません。バイヤーになる為には経験を要しますが、その目標に向かって準備をする上でも、GGの勉強は必要不可欠なものといえます。

国内にある他のジュエリースクールと比較すると、学費が随分と高いようじゃの。なぜこんなに違うんじゃ!
 

よく聞かれる質問に、このようなお話しも多いですが、内容に見合った授業料であると自信を持っています。

高額な授業料を皆さんにご負担を頂いていますので、それに見合うだけの膨大な教材量、経験豊富なインストラクターによる講義、充実した実習石などをご用意しています。

GIAの教材は、世界各国からジュエリーに関する文献、書物を渉猟し、70年の歳月をかけて開発したものです。このような宝石学に関する教材は、世界的にみても希有で、これだけまとまったものを探すのは困難です。また最新の情報に合わせて常にアップデートが繰り返されてもいます。

また、全日制の場合、授業時間数は780時間に登り、一時間単価は3000円を下回ります。実習でも、最低1200石の宝石をご用意し、鑑別する授業があり、他に類を見ない実践的な授業といえます。

GGは世界に何人、また日本国内は何人位いるのかの?
 

GIAは70年を越える歴史もあり正確な数字は把握できていませんが、海外で4万人程度の卒業生がいるといわれています。

日本では3千人を越える卒業生が業界で活躍しています。

GGになるには試験に合格しなければいけないそうじゃの。いったい、不合格になったらどうなるんじゃ。勉強は続けられないのかのぉ?
 

レジデンスプログラム(全日制)では80%以上の方が卒業されていますが、残念ながら規定回数内で試験に合格して頂く必要があります。

レジデンスの場合、スケジュールの進行上、規定回数内で合格できないとレジデンスを続けることは残念ながら出来ませんが、その際には、ホームスタディプログラム(通信制)に編入手続きをして、そのまま勉強を続けて頂くことも出来ます。

また、勉強の途中で体調不良などの理由で勉強を継続できない場合などには、一定期間、休学することができますし、その後、元気になられてから復学することも出来ます。

最後に、何かいいたいことがいれば申してみよ。
 

宝石の歴史は、まさに地球の歴史です。

偶然が幾つも重なりあって、私たちの目の前で初めて宝石は輝きを放ちます。

そんな奇跡とも思える宝石の世界を学ばれれば、日々、驚きや感動が体験できるはずです。

宝石が大好きな方、もしくは少しでも宝石に興味をお持ちの方であれば、きっとわくわくするような魅力ある宝石の世界を垣間見ることが出来ると思います。

皆さんとお会いできる日を楽しみにしています。

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