▼ INDEX 1.発刊にあたり 2.宝石学とは 3.このマガジンでは 4.皆様からのご質問など、お待ちしています …………………………………………………………………………………… ◆1.発刊にあたり ∽∝∽∝∽∝∽∝∽∝∽∝∽∝∽∝∽∝∽∝∽∝∽ 宝飾品をごく一部の特権階級だけが持つことが出来た頃は今は昔、今日 ジュエリーは、我々の日常生活にとても身近なものといえます。街には 多くの宝石店があり、どのショーウィンドーからも、ダイアモンドやサ ファイア、ルビーといったきらびやかな宝石達を見ることが出来ます。 アクセサリーショップにはトルコ石、メノウなどが並んでいます。女性 のほとんどは宝飾品をお持ちのことでしょう。それぞれの宝石は美しく、 魅力的です。 しかし、このように身近な宝石とはいえ、それぞれに異なる固有の美し さのポイントや、日常生活における着用時の注意点といった、いわば [宝石のプロフィール]に造詣が深い方は多くない、と推察します。 ある作家の著作を読んで、その作家に対する親近感を抱くが如く、宝石 に対する理解は今まで以上に宝石を身近なものとしてくれるのではない でしょうか? [宝石学の世界]は、この[宝石のプロフィール]とでも言うべきものをお 伝えし、宝石に対する興味を深めていただければという思いで発行を始 めました。 ◆2.宝石学とは ∽∝∽∝∽∝∽∝∽∝∽∝∽∝∽∝∽∝∽∝∽∝∽∝ ■定義:  耳慣れない言葉だと思いますが、端的に言えば「宝石に関する研究分  野」です。鉱物学、地球科学、地学、量子力学、分光学などの要素を  併せ持っていると言えます。広義に捉えれば、ジュエリーコーディネ  イトや宝飾品製造の工程に対する知識も内包されます。 ■歴史:  久米 武夫の"宝石学"(風間書房)が発行されたのが1953年ですから、  日本では、少なくとも1950年代には「宝石学」という用語が用いられ  ています。 ■認知度:  アメリカでは、ジェモロジー(宝石学)の講座を持つ大学もあり、日  本よりは学問として認知されていると言えますが、平均的アメリカ人  にジェモロジーというと、ジオロジー(地質学)?と聞き返されます(^^; ◆3.このマガジンでは ∽∝∽∝∽∝∽∝∽∝∽∝∽∝∽∝∽∝∽∝∽ 宝石学を解説します。毎号次の2点を中心に構成し、その他皆様からの ご質問があればお答えしてまいります。また随時、宝石に対する処理や 関連ニュースを記したいと考えています。 ◎宝石鑑定・鑑別を行うための基礎知識 ◎ひとつ以上の宝石に焦点をあてたご説明 コンテンツは、皆様からのご意見をいただければ、フレキシブルに考え てはおりますが.. ◆4.皆様からのご質問など、お待ちしています ∽∝∽∝∽∝∽∝∽∝ 頂いたご質問は、特におことわりを頂かない限り、[宝石学の世界]誌上 で編集の上、お名前と共に紹介させていただく場合がございますのでご 承知おき下さい。お名前はニックネームでも結構ですが、どこかに本名 をご記載いただけると幸いです。 例えば、「今返信を書いている人は "ピーちゃんII号(仮名)"さんか」だと何か違和感がありますので(^^; また、mailアドレスの記載をご希望の場合にはおっしゃって下さい (ご希望のない場合にはもちろん記載しませんのでご安心を)。 ∽∝∽∝∽∝∽∝∽∝∽∝∽∝∽∝∽∽∝∽∝∽∝∽∝∽∝∽∝∽∝∽ …………………………………………………………………………………… ■[宝石学の世界]PREVIEW 1999/10/01 ■Web site http://www.yk.rim.or.jp/~ofukumot/ ■購読の解除:[宝石学の世界]購読解除とご記入いただき  ofukumot@yk.rim.or.jpまでご連絡下さい。 ■発行人:福本 修 ■(C)Copyright 1999 by Osamu FUKUMOTO. All Rights Reserved. ■記事を許可なく転載することを禁じます。 ……………………………………………………………………………………