▼INDEX 1. 第12回国際化石鉱物ショー間もなく開幕:12月12日〜15日 2. 10億円近くの推定落札価格であったダイアモンド落札されず 3. サザビーズ ジュネーブ ハイライト 4. Readers Exchange - サーモンフィッシングについて - ☆∽∝∽★∝∽∝∽∝☆∝∽∝∽∝∽∝☆∝∽∽∝∽∝∝∽∝∽∝∽☆ ◆ 1. 第12回国際化石鉱物ショー間もなく開幕:12月12日〜15日∝∝ 鉱物ファン待望の「国際化石鉱物ショー」が間もなく開幕する。 今年の特別企画展は『日本の鉱石・鉱物』で、日本産の優れた鉱物標本 等数百点が展示されると言う。 特別講座は『原石と鉱石の違い』。 会期:12月12日〜15日 会場:池袋・サンシャインシティ文化会館2F ▼詳細 http://www1.biz.biglobe.ne.jp/~Planey/TokyoShow2003/japan.html ☆∽∝∽★∝∽∝∽∝☆∝∽∝∽∝∽∝☆∝∽∽∝∽∝∝∽∝∽∝∽☆ ◆ 2.10億円近くの推定落札価格であったダイアモンド落札されず ∝ 弊誌Vol.176で紹介した103.83キャラットのダイアモンドは 11月20日、サザビーズ、ジュネーブのオークションにかけられたが 落札されなかった。 このダイアモンドはDカラー、インターナリーフローレスで、10億円 近い落札価格になるのではと予想されていたもの。 ▼関連記事 http://www.gem-land.com/news/880million_diamond.html ☆∽∝∽★∝∽∝∽∝☆∝∽∝∽∝∽∝☆∝∽∽∝∽∝∝∽∝∽∝∽☆ ◆ 3.サザビーズ ジュネーブ ハイライト ∝∽∝∝∽∽∝∝∽∽∝∝ 11月20日、ジュネーブで開催されたサザビーズのオークションで 高額落札されたジュエリーには次のものがあった。 ●指輪 ○中石:5.07cts/ファンシー インテンス ピンク/ペアシェープ ○脇石:腕に留められた複数のラウンド ダイアモンド ○推定落札価格:約1億3千万〜1億4,500万円 ○落札価格:  約1億9千万円 ●イヤリング ○中石:13.98cts及び10.12ctsのルビー ○脇石:合計約5ctsのダイアモンド(ステップカット) ○推定落札価格:2,800万〜3,500万円 ○落札価格: 約9,860万円 ☆∽∝∽★∝∽∝∽∝☆∝∽∝∽∝∽∝☆∝∽∽∝∽∝∝∽∝∽∝∽☆ ◆ 4.Readers Exchange - サーモンフィッシングについて - ∝∽∝∝ 前号「サーモン フィッシングに学ぶ宝石鑑別の重要性」に関して拝領 したご意見を紹介いたします。皆様ありがとうございました。 ▼前号 http://www.gem-land.com/melma/180.txt −−− 私、ニューヨーク西部の田舎町に移り住んでいるのですが、フライフィ ッシングをやります。(狩りもやります。今日十七日はNY州の鹿の解禁 日だったので仕事の前と仕事の後にいってきました) 自分で竿や毛バリを作ったりもします。サーモンもエリー湖から上がっ てくるのを釣りますが、イクラもどき以外でも釣れます。ニンフ系統の 毛バリでも良く釣れるのですが、サーモンは川を上る時には補食しない とどこかで私も聞いた事があります。どういう事なんでしょうか、不思 議ですね。 福:狩りですか!豪快ですね。   狩りに毛針作り、いずれもいずれ開始したいものなので   先達にお会いした気持ちです。 −−− 面白く読ませていただきました。ああ、そういうやり方をするのかと 初めて知りました。 双方が、生きるためのギリギリの戦いを展開しているということなの でしょうが、最初は、多分人間の方は、サーモンがエサを食べないので、 さまざまなエサを試していたのではないでしょうか?ところが、あると き、たまたまサーモンの卵をエサにしてみたらそれをサーモンが食べた ものだから、「これでいける!」となったのでしょう。 そのとき、人間の抱いた感想は、多分「サーモンは下等な動物だ。他の エサは食べないで、自分の子供を食べてしまう!」ということだったよ うに思います。しかし、後年になって、動物学者や生態学者がよくよく 調べてみたら、「いや、そうではない。あれは、自分たちの種の保存本 能から、口に咥えて川底に戻す行為だ」ということがわかってきたのだ ということだと思います。 でないと、これからサーモンが食べにくくなってしまいます。 福:サーモンが種の保存本能から流れてくる卵を川底に押し込んでいる   ということは、ファースト ネーション(イヌイットやいわゆる   インディアン)達が昔から信じていたことだと聞きました。   それを現代になって学者が調べたら、確たる科学的証拠は   得ることができなかったけれど、どうやらそういうことらしい   と落ち着いたようです。 −−− 宝石の話とは全然関係なかったですが、サーモンフィッシングのお話、 おもしろかったです。イクラをくわえてそっともどすというところに 感動してしまい、ついメールしました。 そんな性質を利用するなんて・・ちょっとヒドイ話ですね。 でも、そんなこといいつつお魚を食べていたら一緒なのでしょうけど。 福:おっしゃるとおりです。せめて本物のイクラを餌にしないで疑似餌   にするところが武士の情けかと。。 ====★宝飾業界関係者様★=========☆発行人の会社が運営しています☆========= インターネット上の業者証、もうご取得ですか? ▼ 無料の業者証『ジュエリートレード・ロックID』のご申請はこちらです。 http://jtls.net/about_id.html ▲ 複数のジュエリー業界B2Bサイトに共通のID&パスワードでアクセス可能 空枠、ジュエリーケース、地金製品、シェルカメオなどの仕入れが出来ます。 ========================================================================== …………………………………………………………………………………… 敬称を省略しました。 …………………………………………………………………………………… ■[宝石学の世界] 181号 2003/11/26 ■Web site   ■配信システム:『まぐまぐ』  ■まぐまぐID:0000017866 ■受信アドレスの変更:旧アドレスは[購読解除]ページよりキャンセル  をしていただき、新アドレスをホームページより新規申し込みとして  ご入力下さい。 ■購読解除   ■発行人:福本 修   ■(C)Copyright 2003 by Osamu FUKUMOTO. All Rights Reserved. ■記事を許可なく転載することを禁じます。 ……………………………………………………………………………………